矜持ある装いに規律ある花を挿す

服のことを主につぶやいていきます。たまにそれ以外のことも気ままに。

心にネクタイを

最近やたらと他人に怒っている人が多い。ニュースとかSNSなどのコメント欄とか、匿名を良いことに好き勝手言う。

 

 

~~で失敗した何やってんだとか

 

発言がどうとか

 

~~だから問題があるとか

 

なんかが不適切とか

 

〇〇は××すべきだったとか

 

 

どうでもいいことにやたらと怒り、騒ぐ。とにかく誰かを叩いて蹴落としたいのだ。

 

 

それが仮に正論だったとして、その怒りは誰かの為になるのだろうか、この世界が善くなるのだろうか。

正しさってそういうことだろうか、言論の自由ってそういうことだろうか。

 

 

不正義はあっても秩序ある国家と、正義はあっても無秩序な国家のどちらかを選べといわれたら、私は前者を選ぶであろう。

 

 

君主論で有名なマキャベリはそういったけれどまさにその通り。

 

 

そこには秩序がない。

 

 

人を殺してはいけない、そんなの当たり前だ。そこに理由なんて必要ない。

 

それと同時に、人の心や可能性だって殺してはいけないんだ。

 

 

正論だからという理由で、わけのわからない正義感で、人の大切なものを奪ってはいけない。

 

 

そんなヒトにならないよう、そんなヒトに負けぬよう、規律と秩序ある自由な人であれるように。

 

自分に言い聞かせる意味も込めてネクタイをしっかりと巻いていこう。

 

 

ネクタイがただの装飾品だと言うのならば、そんな理由でつけてみるのも良いんじゃないかな。